2026年8月8日、中国のロードバイクブランド QUICKは新型ロードバイク RIME AERO IIを発表した。
QUICKはFlybike-Asia (Carbonda sports)という広東省恵州市に位置する工場が運営しており、過去にDe RosaやBombtrack 、S1neoのフレームを製造し、現在ではVitusのVitus ZX-1 Evoなども製造する。
そんなQUICKは “Anyone Can Race” (誰でもレースに参加できる)をモットーに低価格で実戦で戦えるようなフレームを主軸に展開していて、高級ラインを “QUICKPRO” 廉価ラインをQUICKとして販売する。QUICKPROに関しては日本でも購入することが可能で、特に北米大陸で大きなシェアを持つ。
ブランド理念通り大会で使用できるフレームが多く、実際にイギリスのハリー・ハドソンはルワンダのキガリで開催された2025年UCIロード世界選手権において、QUICKPRO AR:ONEを駆って36.4kmの独走を決めて総合優勝を果たしたことは日本でも “中華カーボンフレームと中華カーボンホイールで優勝”として大きな話題となった。
そのRIME AEROはQUICKPROの中国国内向け廉価ラインのQUICKで発売されていたエアロロードバイク。



RIME AERO IIはその後継モデルで、「より手が届きやすい値段で高性能を狙った」フレームとなっている。

新型のRIME AERO IIは各部がより洗練され、現状旧型と異なり完全なプライベートモールドフレームとなった。Flybike-asiaやCarbondaのサイトでもそれらを見ることはできない。(単に更新されてないだけかもしれないが)旧型RIME AEROはFlybike-Asia FM666DとしてFlybike-asiaのウェブサイトで見ることができる。これはS1neo 799 Versusとして採用されていたFM666をディスクブレーキ化したオープンモールドフレーム。




RIME AERO IIはモノコック構造でカーボンはT800を採用し、UCI認証を取得している。このUCI認証はQUICKPROとして行われていて、ユーザーの要望次第では北米大陸で発売されるかもしれない。認証番号はQP-008で、まだUCI認証リストには反映されていない。

先述した通り「より手が届きやすい値段で高性能を狙った」フレームを作ることをモットーとするQUICKはこのRIME AERO IIを廉価帯のエントリーエアロロードバイクとして位置付ける。




フレーム形状は最新のトレンドに近く、Evolve cimaに似ている。ジオメトリはまだ公表されていないのでわからないが、前世代のジオメトリと同じくレース用途向けとなるだろう。
カラーリングは极北银、 变色龙、珍珠白、 暮光紫、 星砂黑 、 金属红(アークティックシルバー、カメレオン、パールホワイト、トワイライトパープル、スターダストブラック、メタリックレッド)から選べるようだ。
公式サイトでは完成車ページにしか現状ないので、フレーム売りがされるかは不透明だ。
ただし、完成車ページでは105di2がアッセンブリされているのでエントリー向けレーシングフレームとして105di2完成車がベースラインとなる可能性がある。
また、アッセンブルされている自社ブランド “RORE”の”RORE AERO ST”については中国サイト・北米サイトともに情報がなかった。見た目はカーボンホイールのように見える。
QUICKPROは今年初めにフラッグシップとなるフレーム “UR:ONE”を発表するなど勢いが続く。
個人的にはQUICKPRO SR:ONEが意匠が凝っており購買欲をくすぐられる。SR:ONEはヒルクライム向け超軽量フレーム。雲の模様で高所、ヒルクライムを連想させるデザインには流石に脱帽である。
ぜひ公式サイトで見てほしい。


QUICKPRO SR:ONE “GoldenKing” / QUICKPRO USA より引用 筋斗雲に乗るように、坂を駆け上がれそう
人生最後に買うフレームはこれにすると決めている。
最後は管理人が推しているフレームの話になってしまったが、QUICKは目の離せないブランドだ。
SR:ONEやRIME AERO IIなどの日本展開は果たしていつになるのであろうか。
おわり




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